岩国産業運輸株式会社は、
日本製紙株式会社やダイセル株式会社を
主な取引先として、
製品の原材料や薬品の積卸や搬入を
行っている会社です。
港湾内に停泊した大型外国船から
貨物を陸に積み降ろす、
いわゆる港湾荷役の業務を
創業以来現在まで
80年以上にわたり行っております。
また、工場で完成した製品の
出荷、積卸、輸送、保管業務も
一貫して行っており、
物流の総合企業として
日本の産業界に貢献しています。
港湾内で船と陸との間で行われる
貨物の積卸作業全般をいう。
船の停泊場所の関係から、船を沖合に停泊させ、
はしけやパイプラインを利用して
貨物の輸送を行う沖荷役と、
船を岸壁などの陸岸に直接横付けして荷役を行う
接岸荷役とに分けられ、
沖荷役のうちはしけを使用する場合を
はしけ荷役ということもある。
また上屋(うわや)内、陸岸とはしけの間、
陸上の車両、
各種積卸場における積卸作業は沿岸荷役と呼ばれ、
これには
上屋・倉庫間の貨物の輸送、
倉庫への搬入作業も含まれる。
(出典:株式会社平凡社「世界大百科事典第2版」より)
岩国港は、山口県の最東端に位置し、隣接する
広島県大竹市とともに瀬戸内工業地帯の一つとして、
躍進を続ける岩国、和木地区の
窓口港として重要な役割を
果たしております。
本港の歴史は、1600年に岩国藩が
今津川河口に水軍のための
物揚場を築造したことに始まり、
近年、瀬戸内工業地帯の
一翼を担う工業港として発展してきました。
本港は、全般に水深が深く、
大型船の入港が容易であり、
また、広島湾の西部に位置していることから、
港内静穏な良港です。
加えて、瀬戸内海本船航路から至近距離にあり、
さらに幹線道路、空港、鉄道に近接しているなど、
優れた港湾立地条件に恵まれています。
(国土交通省:「CRUISE PORT GUIDE OF JAPAN」より)